トイプードルの子犬を飼い始めた頃は、まだクルクルカールもスッキリした状態です。
月齢を重ねると伸びて、ボサボサヘアーに変わってしまいます。
子犬のうちは、注射を終えないとサロンデビューもできません。
伸びた毛が目にかかると良くないので、自宅でカットできる方法があります!
- 自宅でカットできる?トリミングの方法
- トイプードルのカットの頻度はどれぐらい?
今回の記事は、パーツごとに自宅でトリミングする方法とトリミングサロンに通う頻度をご紹介します。
トイプードル子犬のカットはいつから大丈夫?
お店によっても違いがあるようですが、大体は生後3~4か月ぐらいで、2回目のワクチンを終えて2週間後ぐらいからOKです。
トイプードルのドッグフード一覧
自宅でカットできる?トリミングの方法
プロに任せないとトリミングは出来ない何てことありませんよ。自宅で十分に可愛く仕上げられます。
初めてだと手順も慣れずわからないところもあるかと思いますが、経験のない人でも始めることができます。
注意点を守れば、愛犬をあなたのカットで素敵な髪型に変身できますよ。
セルフカットをしている方も増えてきていますし、慣れない場所でカットされるより自宅でなら愛犬も緊張なく取り組めます。
そして、定期的にバリカンの音やシャワーや水の音などに慣れさせてあげる状態を作ると恐がったり、ビックリすることがなくなります。
トリミングを始める前にカットで揃えておきたい道具の一覧です。
トリミングで必要な道具
- ピンブラシ(スリッカー)
- ハサミ(すきバサミ)
- シャンプー
- バリカン
片付けの際にあると便利なもの
- ちりとり
トリミング基本の4ヵ所
ブラシでブラッシング→シャンプー→ドライヤー→カットが一連の流れです。
最初慣れないうちはパーツごとにカットする方がいいかもしれません。
愛犬が長時間じっとしていられそうなら、一気にカットすることができますね。
まずは、トイプードルの体全体の毛を丁寧にブラッシングしていきます。
小さな毛の塊や絡まった毛をほぐすと、この後に行うカットの作業が取りかかりやすくなります。
絡まっている毛を、無理やりとかすと余計にからまることがあるので、根本から一気にクシをとかすのではなく、毛先からとかしていきましょう。
顔(目の周り)
目の付近の毛は放置していると、毛が目に入って目の炎症を起こす原因になってしまいます。
そっと、ブラシでとかしたら長くなった毛を少しずつ部分カットしていってあげます。
顔が動かないように固定した状態でないと、ハサミでケガをしてしまうので、気をつけてください。
細かい部分のカットでは、スキバサミ・小さなハサミがおすすめです。
足の裏
室内飼いの場合、床がフローリングの場所って必ずと言っていいほどありますよね。
フローリングはツルツルしているため、足の裏の毛が伸びていると、肉球が毛で覆われ滑りやすくなることと愛犬の足腰に負担がかかります。
足の裏の毛をカットすると、肉球がしっかり定着して歩きやすくなります。
バリカンとハサミを使用します。ポイントはバリカンで全体の長い毛をカットした後に細かい部分をハサミでカットすると上手くいきやすいです。
毛をブラシでかき出していき、この時、指の間の毛が挟まっているので、一緒にかき出し肉球がみえるようにカットします。
お尻
肛門周りの毛が伸びてしまうとウンチを排泄した時に、毛について不衛生なのでお尻の毛は伸びすぎないように普段から確認しましょう。
デリケートな部分なので、しっぽを持ち上げてハサミかバリカンを使ってカットしていきます。
バリカンだけで仕上げても大丈夫ですが、肛門ギリギリのところはハサミでする方が調整しやすくなります。
胴体
犬の体は直線ではないため、愛犬の体のラインに沿ってハサミやバリカンを使うことが大切です。
バリカンを動かす方向は、頭からしっぽの方へ毛の流れに沿って入れていきましょう。
トリミングでここに注意して!
子犬の体調に変化がないか確認してから行ってください。
ブラッシングなしで、ハサミのみでいきなり短くバッサリ切ってしまったり、無理やりカットすることは止めましょう。
バリカンの音をいやがる子やバリカンがない場合は、ハサミで十分代用可能です。
愛犬が落ち着かず、そわそわしていたら安心できるように優しく撫でて落ち着かせてあげましょう。
どうしても落ち着かない、暴れてカットに集中できない時は、また日を改める方法を取ることをおすすめします。
また、バッサリと切らずに少しずつ毛をカットすると失敗しにくいです。
少し時間がかかりやすいですが、思い通りの髪型にするためにがんばりましょう。
トイプードルのカットの頻度はどれぐらい?
トイプードルの毛は、他の犬種と比べると床に抜け落ちて大変!ってことはほとんどなく、抜け毛の掃除が楽チンです。
放っておくと、どんどん毛が伸びてしまい、極端に言うとお手入れをしないとボサボサの伸び放題になります。
定期的にトリミングサロンに通うと、結構な値段がかかります。
また、時間の確保も必要なってきます。
一般的にトイプードルを飼っている人がどれぐらいの頻度で、トリミングに通っているのか調べてみると、1ヶ月~2ヶ月に1度が1番多かった答えでした。
トリミングに行くのは、毛のカットだけではなく、爪きりや小型犬は自力で肛門線を自力で出せない子もいます。
そのため、溜まりやすい場合人の手で絞ってあげないといけません。
他にもメンテナンスする場所がありますから、少なくても1ヶ月~1ヶ月半に1度、トリミングサロンに定期的に通うことをおすすめします。
トイプードルはトリミングをして1ヶ月ほどたつと、毛が伸びて型くずれしてきます。
月に1度のペースで通うなら気になるほどスタイルは崩れないはずです。
2ヶ月経つ頃には、目の上の毛がだいぶ伸びてきます。
個体差はありますが、トイプードルの毛は、ひと月にだいたい「1cm~1.5cm」伸びます。
くるくるカールの毛は、放っておくと毛が絡まり毛玉になりやすいのが特徴です。
全身の毛はトリミング後も、毛玉予防のために毎日ブラッシングしてお手入れをしましょう。
美しい毛並みを保つのに欠かせません。
何よりトリミングでカットすることで、皮膚病にかかりにくくなりますし、ダニやノミの繁殖を防ぐこともできます。
皮膚のためにもシャンプーを頻繁にしすぎに気をつけましょう。
洗いすぎは皮膚の脂を落とし、皮膚の乾燥や皮膚自体を傷つけてしまいますので、最低でも3週間の間隔は空けてください。
トリミングを初めて体験する子犬などは、全てのメニューを受けないで、徐々に慣れてもらうため爪切りだけ、耳掃除だけなど限定しましょう。
子犬がトリミングデビューできるタイミングは、「狂犬病ワクチンも摂取済み」「予防接種のワクチン接種が3回目を終了」していれば大丈夫という目安になります。
トリミングサロンで、ワクチンの証明書を確認するケースもあります。
体力のない子犬は感染症にかかりやすいため、ワクチンが済んでないまま外に出ると細菌に感染してしまう可能性があります。
また子犬の時にトリミングが嫌いにならないように、無理をさせないであげてくださいね。
いろいろなカットスタイルを楽しめるまで、成長を待ちましょう。
サロンに行く前の注意点
- 体調の変化に気を配る
- 水に慣れさせておく
自宅でのシャンプーをデビューしたら、水に慣れさせておくと、サロンでスムーズにできるはずです。
1回の料金は?
トリミングサロンや病院によって値段が違うと言っていいでしょう。一般的にシャンプーとカットのセットで「5,000円~1万円」かかります。
愛犬の全身をメンテナンスすると、それなりのお値段がします。
子犬の場合、料金が安くなることもあるため、事前にトリミングサロンへ確認をしましょう。
トイプードルの毛の絡まりがある場合、別途料金が発生します。
毛玉1個につき料金がかかるところや、毛玉を取るのにかかった時間で料金を取るところと様々です。
そこに、耳掃除・爪切り・肛門絞り・パックなどのオプションは別途のメニューになっています。
地方と比べると都会になるほど、トリミングサロンの料金が高めになる傾向があるようです。
事前にトリミングサロンの料金を調べて、また信頼をおけるトリマーさんを見つけてください。
まとめ
いかがでしたか?自宅でトイプードルをカットできる方法をご紹介しました。
自宅でカットをする際は、刃先やバリカンでケガや事故には気をつけてください。
トイプードルの毛を伸ばしたままでは、自分の足の裏の毛を踏んで転倒するケースもありますので、安全のためにもカットしましょう。
自分の毛を踏んで転倒し脱臼したり骨折する危険があるため、トイプードルの安全のためにもカットしなければなりません。
トイプードルのトリミングに通う頻度は、「1ヶ月~1ヶ月半に1度」で行うことが理想的です。
愛犬の皮膚の健康を維持するためにも、トリミングは生涯行わなくてはいけません。
トイプードルは髪型の種類が豊富なので、カットを自由に楽しめます。